このブログを読んでいるあなたは、アラフォーでIT業界にジョブチェンジしたいけれども、ITに関する知識を何も持っていないという悩みを抱えているかもしれません。もし、あなたがシステム企画部門に異動して、ベンダに開発を依頼する仕事をしたいと考えているなら、ある程度の苦労ですむかもしれません。もし、あなたがIT企業に転職することを考えているなら、もしかしたら茨の道かもしれません。ここでは私が苦労していることを2点、
- 毎日勉強!
- 年下に教わる
について書いていきたいと思います。
毎日勉強!
まず最初に、私が苦労している1点目の「毎日勉強!」についてです。そのままですが、本当に朝起きて勉強、通勤列車の中で勉強、帰宅してからも勉強という毎日です。開発や運営が忙しくなってくると、勉強する時間を確保できなくなってくるので、それはそれでフラストレーションが溜まる、そんな日々を過ごしています。なぜ、勉強漬けの毎日を過ごすことになるかというと、働いている会社の風土や自分考え方にもよりますが、
- 稼働中のシステムの勉強
- ITの基礎知識や資格の勉強
- 最新技術の勉強
これらを並行して行わなければならないからです。順に解説していきます。
まず、稼働中のシステムの勉強についてですが、これは言わずもがなです。これは開発、運営のどちら側でも勉強が必要です。開発は、システムを改善するために、機能の追加や削除などについて考えなければなりません。運営は、お客さまから質問されたり、事象が発生した際に対応したりしなければならなりません。そのため、現在稼働中のシステムがどのような仕組みになっているのかを知る必要があるのです。
次にITの基礎知識や資格の勉強についてです。私はITに関する知識をあまり持たない状態でスタートしました。今働いている部署を考えると、データベースやネットワークについてみっちり勉強して基礎を固めるのが良さそうだったと思っていますが、当時は働くためにどんな知識が必要なのか全くわからなかったからです。私の場合、配属研修に恵まれていましたので、パソコンの基礎からプログラミング、3階層Webモデルまで一通り勉強させてもらいました。ITに関する知識をあまり持たない状態でスタートしたからこそ、配属研修を全力で臨みましたし、配属後もそこで得た知識をより定着させるために勉強していかなければならないと考えていました。そして、私が働いている会社では、資格取得をかなり推奨しております。また、私自身としても、同じ能力を持っているなら資格があったほうがいいだろうという考えなので、資格の取得を目指して勉強しております。ITの基礎知識を定着させるために、なんだかんだ言って資格の取得を目指すのは、一挙両得なのです。しかし、蓋を開けてみるとなかなかまとまった時間を確保できません。モチベーションの維持とスキマ時間の活用が大切になってきます。私の勉強方法については、今後記事に書いていきたいと考えています。
最後に最新技術の勉強です。IT分野は日進月歩なので、ハードにしてもソフトにしても積極的に情報収集していかなければ、置いていかれることになります。日本はIT後進国と言われているので、普通に勉強したところで、世界のどこまでついていけているのか全くわかりません。正直なところ、日々の仕事と基礎勉強で手一杯のところがあります。しかしここを踏ん張って、例えば海外の最新ニュースサイトで情報を少しでも仕入れることができるなら、違った将来が見えてくるかもしれません。私としても、気になったニュースをブログに翻訳してみたいと漠然と考えています。
年下に教わる
なぜ年下と思うかもしれませんが、これは会社によります。IT業界は転職する人が結構多いので、会社によっていは働き盛りの中間層が薄いことがあります。その場合、アラフォーで配属になったら、仕事を教わるのは年の近い人ではなく、年下の同僚ということが起こります。年下に仕事教わるのをどう考えるでしょうか。年下に教わるのは全然平気だという方もいれば、いまさらと思う方もいるかもしれません。
私の場合、ひと回り以上年下の同僚に教えてもらいながら仕事を進めています。私はせっかちな性格ではありますが、何言われても怒らないと周りから言われてきました。それはそれで良いかどうか疑問ではありますが、自分でも対人関係では忍耐のある方だと自負しておりました。しかし、ひと回りも年齢が離れていると、私の今までの経験と同僚の考え方とが結構かけ離れており、不安になることがありますし、その言葉遣いは良くないのではないかとイライラすることもあります。もしかしたら、経験年数の少ない私のほうが感覚的に間違っているのかもしれませんし、言葉遣いを気にしてイライラしてしまうあたり、私はまだまだ人間できていないと反省しなければならないのかもしれません。現状、仕事が忙しいのであまり気にしていられないというのと、指導は管理者の仕事であると考えておりますので、私としては淡々と仕事を進めているところです。
今回は私が現在苦労していること”2点”について書きました。もしかしたらIT業界ならではの苦労というよりかは、社会人としてぶつかる壁かもしれません。しかし、これからジョブチェンジを目指そうとしている方に、少しでも現状をお伝えし、お役に立てればと考えて書きました。参考になれば幸いです。
コメント